自分でつくる。家族につくる。

小さな実践が子どもの成長を後押しし、教師や親を変えていく。

100年先の日本を見据えた食育活動のドキュメンタリー。

“弁当の日”は、世直しの可能性を秘めた“コロンブスの卵”だった。

予告動画

Movie

作品情報

Introduction

“台所仕事”って楽しい?
それともめんどくさい…!?

おいしいもの大好き。みんなでワイワイ食べるのも楽しい。食べものの大切さも分かってる。
でも、それを用意する台所仕事となると…。

実はつながっていた「台所」と「家族」と「心」、そして「未来の家族」―。
20年かけて実証された「子どもから台所に立つ機会を奪ってはいけない理由」を描く、安武信吾(「はなちゃんのみそ汁」著者)初監督作のドキュメンタリー。

大人は決して、手伝わないで―
“弁当の日”は、子どもたちが主役です

子どもが作る“弁当の日”。それは2001年、香川県にある滝宮小学校から始まった取り組みでした。

「家の台所で、子ども自身に弁当を作らせてください。そして、それを学校に持たせてください。大人は決して手伝わないで。献立から片付けまで、やるのは全部子ども自身です」

家庭科の授業で調理の基本を学んだ5、6年生が対象だったとはいえ、前代未聞の〝宿題〟に保護者も教員もびっくり!!ところが、20年目の今、子どもが作る“弁当の日”は全国各地に広がっています。なぜでしょう?

「してほしいことを、してやれる人になれ」
そこから始まる、100年先の幸せづくり

子どもの貧困問題が深刻だといわれています。親が夜遅くまで働いていて「子どもたちにまともなものを食べさせる余裕がない」ということも、多く聞かれる事情です。ちゃんと子どもが食べられている家庭でも、「手伝いはいいから勉強しなさい」と育てられ、「してもらう側」から「する側」にスキルアップする機会がないまま、誰かが作ったものを買うことでしか生きていけない大人も増えています。

そんな状況を変えたい、100年先の子どもたちにも笑顔でいてほしいという思いがつながって、“弁当の日”は広がりました。「してもらう側」から「する側」へ成長するチャンスを得た子どもたちの笑顔と涙、そして「してやるだけが子育てじゃない」と気づく大人たち。生まれた数々のドラマは、まさに“弁当の日”マジックです。

「してほしいことを、してやれる人になれ」という子育てが、どうぞたくさんの家族を救いますように。そんな思いを込めてお届けする、ハートウォーミングドキュメンタリー。もっとひろがれ“弁当の日”!

pic1
pic2
©️2021「弁当の日」製作委員会

キャスト

Cast

順不同・敬称略

takeshitasensei

「まねてほしい環境で育てよう」
“弁当の日”提唱者・竹下和男さん

子どもは、一生使う大切なことは幼少のうちに習得しようと、真剣に家族を観察します。容認されることは「普通」で、禁じられることは「ダメ」。しかも「言うこと」より「していること」をまねますから、子どもはまねてほしい環境の中で育てるべきなのです。

食事が、生きるための栄養素とカロリー摂取だけの問題なら、餌を与えておけば一人前の大人になれるはず。しかし、人間は社会をつくることによって発展してきましたから、社会に適応する体を「食べ物」でつくり、「食べ方」によって心を育むことを伝える必要が生まれました。

朝の欠食や、1人で食べる「孤食」が問題視されるのはそのため。でも、親自身がそのような環境の中で育ってきたのなら、それは改善すべき状況なのだと自覚はしないでしょう。

人間は環境に応じて生きる動物です。子育てを楽しむ親に育てられた子どもは、子育てを楽しむ親になります。私の元には、真剣に“弁当の日”に取り組んだ教え子から「わが子を台所に立たせ、子育てを楽しんでいる」「誰かのために食事を作るのは楽しい」という報告が寄せられます。

新型コロナウイルス対策で家庭で過ごす時間が多くなったことを生かし、子どもたちに台所仕事を。親が支援的であれば、子どもはどんどん「役に立つ」存在になります。それが自立であり、生きる力です。子どもの奮闘に目を細め、見守ってください。

出演

竹下和男、内田美智子、佐藤弘、比良松道一、福田泰三、柴田真佑、船ヶ山清史、渡邊美穂 ほか

ナレーション

和久井映見

和久井映見

91年「息子」(山田洋次監督)、「就職戦線異状なし」(金子修介 監督)で、日本アカデミー賞新人賞、最優秀助演女優賞等多数の映画賞を受賞。
93年「虹の橋」(松山善三監督)で 日本アカデミー賞最優秀主演女優賞の栄誉に輝く。

94 年「夏子の酒」 (CX) で初の連続ドラマ主演。以後「妹よ」(94/ CX)、「ピュア」(96/ CX)、「バージンロード」(97/ CX)、「殴る女」(98/CX)等の主演をつとめ、演技派女優として括弧たる地位を築いた。近年の主な出演作にドラマ「必殺仕事人シリーズ」 (07- 20/ EX)、NHK 連続テレビ小説「ひよっこ」(17/ NHK) 、「ラジエーションハウス」(19/CX)、映画「さんかく窓の外側は夜」(2020/10/30公開/森ガキ侑大監督)、映画「小説の神様」「(公開日未定/久保茂昭監督)、2021 年 NHK 大河ドラマ「青天を衝け」で主人公の渋沢栄一の母 · ゑい役で出演。

シリアスな作品からコメディまで存在感溢れる表現力で人々を魅了し続けている。

HP:http://www.alpha-agency.com/artist/wakui.html

ナビゲーター
城戸久枝

スタッフ

Staff

製作総指揮・監督
安武信吾

監督補
阿久根知昭

監督補
伊﨑健太郎

プロデューサー
江森浩子

プロデューサー
和田大輔

編集
金沢利之

製作委員会事務局
佐々原葉子

音楽
石橋序佳

スチール
横田敦子

撮影
麻生健二郎

広報
土岐山協子

広報
粕淵博

題字(水引)
長浦ちえ

デザイン
ムツロマサコ

スペシャルアドバイザー
オオタヴィン

編集協力
ネットビジョン

ホームページ制作
シンス株式会社

音楽

Music

エンディングテーマ:「メモ書き」Maica_n
挿入歌:「おてつだい トン トトン♪」NUU
    「ぼくら」ズクナシmeets三宅伸治

maica_n

Maica_n(マイカ)

2000 年 9 月 14 日生まれ(19 歳) O 型 佐賀県出身 徳島県阿南市育ち
好き:寿司 苦手:スイーツ類
愛用のギター:《Taylor》322ce 12Fret 《Gibson》Les Paul Special Tribute DC
幼少期より父親の聴く音楽に触れ、The Beatles、The Band、Donny Hathaway、Eric Clapton、Sheryl Crow、Rickie Lee Jones、James Taylor、Boz Scaggs などを聴きながら育つ。
初めて買った洋楽アルバムは Ben L'Oncle Soul の「Ben L’ Oncle Soul」。中学に入ると、Elvis Presley や Stray Cats などを好んで聴くようになり、同時期にギターを使って作曲をはじめるようになる。2019 年 6 月、初の全国流通盤「秘密」をリリース後、Spotify「Early Noise」に選出。 その後多数のフェスに出演し 2020 年には Spotify「Early Noise2020」にも選ばれる。 また、数々の音楽シーンを支えてきた名プレイヤーとのセッションでも話題になっている。

zukunashi_miyake

ズクナシmeets三宅伸治

2002年から2019年まで全国で活動を続け、日本各地で愛されてきた女性ファンクソウルバンド。

三宅伸治との共同制作アルバム"陽だまり"に収められている、子どもとの暮らしの中で生まれた楽曲『ぼくら』は今も多くの人に愛されている。

INFORMATION :https://emilandjapan.wixsite.com/-emiland-

nuu

NUU(ぬぅ)

詩を書き、曲を産み、唄う人。

‘98年デビュー。アルバム7枚、DVD2枚をリリース。洗濯、料理、子育て、恋や愛、生活すべてが歌になる。

気付けば口ずさんでしまう歌詞と親しみやすいメロディー、類いまれな唄声と温かな人柄で、東京を中心に、沖縄、奄美大島等、全国各地へ、あなたの生活の中へ、保育園やお寺、パン屋さん、どこでも歌いに行く。

’10年に長女、’14年に次女を出産。毎日、歌いながら育児に没頭中。即興で歌うこと、虹色、マンゴー、ワンピース、素敵な人に会いに行く、旅、映画を観るのが大好き。
最新アルバムは『うまれてきたから』。

HP:http://nuu-nuu.com

Facebook:https://www.facebook.com/NUUFANPAGE/

Twitter:https://twitter.com/NUU_official

Instagram:https://www.instagram.com/nuu_singer/

滝藤賢一さん応援メッセージ

Message

映画「はなちゃんのみそ汁」で広末涼子さんが演じた安武千恵さんの夫信吾さんの役をやらせていただきました。映画のテーマは「食べることは生きること」。幼い娘が台所に立ったり、家族で食卓を囲む場面が多く、親として、その意味を娘にしっかり伝えることを心がけて演じたつもりです。

妻と三男一女のわが家も、僕が仕事じゃない日はいつも一緒に食卓を囲みます。そこから会話が生まれて、楽しい話ばっかりじゃないけど、コミュニケーションを取る。何もしゃべんなくても、妻が家族のために作ったご飯をみんなで一緒に食べる。それって、とても大事なことなんじゃないかって思うんです。

先日、熊本市でのトークショーでご一緒した安武さんにドキュメンタリー映画「弁当の日」の企画書を手渡され、読ませていただきました。ふだん何気なく使う「いただきます」を「弁当の日」提唱者の竹下和男先生はこう解釈されています。「料理を作るために費やした時間は、その人の寿命の一部。食べてほしい人のために、自分のために、寿命を費やしている。だから、(あなたの命を)いただきます」。

この作品は、映画「はなちゃんのみそ汁」の原作者である安武さんが監督を務めるからこそ、しっかり伝わるんじゃないか。そう思いました。はなちゃんは、千恵さんの命をいただいたんですものね。そして、今度は、はなちゃんが未来の家族につなぐ。この映画を通して、料理を作った人の思いが食べる人にきちんと伝わるようになるといいですよね。

はなちゃんに影響を受けたわが家の長女も昨年から料理教室に通っています。子どもたちが台所に立って、食べた大人が子どもに感謝する。子どもたちは、大人の喜びに幸せを感じながら「生きる力」を蓄えていく。そんな家族のあり方が特別なことではなく、「普通の日常」になることを願っています。

58543370_1565039596964283_4319675289371148288_n

製作日記

Diary

ポスター作り、はじまる

2月 20, 2020

映画の編集作業はまだ入り口に入ったばかりですが、そろそろ、タイトルやポスター作りにも着手しなければなりません。 タイトルロゴは、福岡が誇る世界の水引デザイナー、長浦ちえさんに依頼しようと、以前からずっと考えていました。 …

「面倒くさい」で大正解!

11月 26, 2019

山口県下関市にある垢田中学校で11月、 「弁当の日」を控えて、生徒たちが地域の大人たちと弁当作りについて語り合う、 ワールドカフェをやりました! この日は、子どもが作る「弁当の日」の提唱者、竹下和男さんや全国各地で「弁当…

志摩中学校で「弁当の日」を撮影!(福岡県糸島市)

10月 24, 2019

がっつり撮影させていただきました!   福岡県糸島市にある志摩中学校で10月、年に1度の「弁当の日」がありました。 志摩中学校は、「なんのために『弁当の日』をやるのか」を生徒と先生方がともに考える、感じるプロセ…

「やらせる」では子どもは育たない

10月 12, 2019

子どもが作る「弁当の日」。 “台所”を入り口に、子ども自身が「食の向こう側」に気づき、 健全に命をつむぐ生き方を手にしていけるよう導く取り組みとして、 全国各地に広がっています。   ただ、実践現場を訪ねたとき…