弁当の日とは

「面倒くさい」で大正解!

山口県下関市にある垢田中学校で11月、

「弁当の日」を控えて、生徒たちが地域の大人たちと弁当作りについて語り合う、

ワールドカフェをやりました!

この日は、子どもが作る「弁当の日」の提唱者、竹下和男さんや全国各地で「弁当の日」の語り部として活躍している応援団メンバーも参加。

左が竹下和男さん。右が垢田中学校の西嶋泰校長。

 

垢田中学校の生徒たちは、弁当作りを経験しています。

 

なので、

 

「やってみてどうだった?」から語り合いました。

 

 

ファシリテーターの山口覚さんが

「模範解答のような言葉ではなくて、本当の気持ちを出して」

と念押ししてのスタートだったこともあり、

 

生徒たちの口からは、「面倒くさかった」「やりたくない」などなど、素直な感想が出ていました。

もし、あなたが「弁当の日」をやろうとしている学校の先生や保護者だったら、

こんな言葉をどう受け止めますか?

 

実は、竹下先生は、そんな生徒たちの“いやいやトーク”を、

ニヤニヤしながら、すごく嬉しそうに聞いていました。

 

そして、

「面倒くさい。その通り。面倒くさくて仕方ないことを、みんなにやらせてるんです」

 

生きるために大切な食。

家族が家族であるために、大切な食。

体だけでなく、心を満たすために大切な食。

社会を見る目をはぐくむための、とっかかりとなる食。

 

それが、なぜ、面倒くさいと思う社会になっているのか。

 

「面倒くさい」を「楽しい」にする方法はあるのか。

 

 

そうしたことを実践の中から伝えることが、子どもが作る「弁当の日」の狙いなのです。

 

 

人は、育てられたように育つ。

 

 

詳しくは、竹下和男さんの著書をどうぞ♪

この本から「弁当の日」が全国に広がりました♪

 

“弁当の日”がやってきた―子ども・親・地域が育つ香川・滝宮小の「食育」実践記 (シリーズ・子どもの時間)

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