映画「弁当の日」のオフィシャルサイトです。

ポスター作り、はじまる

映画の編集作業はまだ入り口に入ったばかりですが、そろそろ、タイトルやポスター作りにも着手しなければなりません。タイトルロゴは、福岡が誇る世界の水引デザイナー、長浦ちえさんに依頼しようと、以前からずっと考えていました。長浦さんの作品は、2018年〜2019年の西部ガスのカレンダーに採用されており、わが家のリビングの定位置に掛けられていました。それを見るたびに、映画「弁当の日」のポスターに水引を、と心に決めていたのです。しかし、彼女はあらゆるところから引っ張りだこで絶対に忙しいはず。断られるに違いない。そこで、あることを思いつきました。名付けて「オトモダチ作戦」。一青窈さんの紹介で、一度だけお会いしたことがあったので、長浦さんの名刺を持っていました。「水引にすごく興味があり(ウソばっかり)、長浦さんに直接会って話を聞かせてほしい」などとメールを送信。ご快諾いただき、昨春、アトリエを訪問することができたのです。帰り際、「友達になってもらっていいですか」などと、かつて誰にも言ったこともないような恥ずかしいセリフを吐き、僕たちはめでたく友達になったのであります。あれから1年。先日、アトリエを訪ね「友達だよね〜。水引で映画のタイトル作ってよ」と強引に引き受けさせたのです。ポスターの全体のデザインは、大分県豊後高田市在住のイラストレーター、ムツロマサコさん。西日本新聞連載「はなちゃんの台所」をブックレットに製本する際、1つ1つのレシピにイラストを描いてくれた人です。僕はムツロさんのお人柄と雰囲気、もちろんイラストも大好きなのです。ムツロさんにとってデザイナーの仕事は専門外と知っていましたが、「この人ならできる。この人と仕事がしたい」。そんな思いで、仕事を依頼した次第です。前置きが長くなりましたが、第1回目の打ち合わせは、できるできないは抜きにして、いろんな意見を交わし合い、まずは頭の中をアイデアで散らかす。一旦、持ち帰って方向性を整理していくつもりでいたのですが、とっ散らかるどころか、2時間後には早くも「選択と集中」に突入。「もっと後でもいい」と考えていた「設計図」が1回目の打ち合わせでほぼ固まったしまったのです。さすがプロ。完成が楽しみです。(安武)

長浦さん(左)とムツロさん