お知らせ

書籍『子どもが作る弁当の日 「めんどくさい」は幸せへの近道』(文藝春秋)発売!


11月16日にクラウドファンディングにご協力いただいた皆様にお送りするための本に、心をこめてサインさせていただきました。皆様、ご協力、本当にありがとうございました。皆様のお手元に届くまでには、もう少々お時間かかるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします!(城戸久枝)

弁当の日初心者で、家事料理苦手なノンフィクションライターである私の視点から、弁当の日と、弁当の日にかかわる人たちへの取材を映画『弁当の日 「めんどくさい」は幸せへの近道』と同時進行で行い、まとめた書籍『子どもが作る弁当の日 「めんどくさい」は幸せへの近道』がこのたび、文藝春秋より発売されました!

映画弁当の日に登場するみなさまのことはもちろん、撮影の裏話や監督の苦悩、映画のなかでは描かれていない人たちの物語も書かせていただいています。
弁当の日って何だろう? 食育ってちょっと苦手。子どもを台所に立たせるなんて、そんなこと、めんどくさい!! そんなかたにこそ、ぜひ、手に取っていただきたいです!

映画より、ひと足早く、書店にも並んでいます! 
このHPでも関連書籍から購入可能です!

映画を観た方には、映画をより深く感じていただくきっかけに、
映画をご覧になっていない方にも、十分に弁当の日を感じていただけると思います!
映画とともに、みなさま、どうぞよろしくお願いいたします!

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『子どもが作る弁当の日 「めんどくさい」は幸せへの近道』(文藝春秋)
 城戸久枝著 安武信吾協力

もくじ

はじめに 母の罪悪感
家事料理劣等生、食育って言葉がちょっと苦手。罪悪感いっぱいの一児の母である私が出会った弁当の日。
「弁当の日で子どもたちが変わる。親が変わる。先生が変わる。
子どもが育つ環境が変わるという。
本当に変わるのだろうか? 何が変わるのだろうか?
これは、家事料理苦手の”だめだめ母ちゃん”である
ノンフィクションライターが、弁当の日と弁当の日にかかわる
人たちの物語に触れ、体当たりで取材した記録。
弁当の日って何? 弁当の日なんて、大っ嫌い。
食育って言葉が苦手。
子どもを台所に立たせるなんて、そんなこと、めんどくさい!
そんなあなたに届けたい。」

第一章 「かわいそうな子」はそのままでいいの?
2001年に滝宮小学校ではじまった弁当の日。ルールは簡単。親は手伝わないこと。提唱者の竹下和男さんの案内で、ルーツとなる小学校をおとずれた。
親は決して手伝わない!がルール/「できない理由」が「やる理由」/給食が残らなくなった/油屋の末っ子、先生になる/伝説の学年/平均点の子に光があたる

第二章 親が子どもに残せるもの
監督は『はなちゃんのみそ汁』原作、安武信吾さん。竹下さんと安武家とのつながりが、映画『弁当の日』を深めていく。
二人の新聞記者/はなちゃんパパ、映画監督になる/親が子どもに残せるもの/

第三章 失敗するのもまた楽しい
弁当の日をすれば、いろんな悩みが見えてくる。失敗しないかな? という不安、続けていくことの大変さ。そして、見つけた答えは、楽しめばいいんだ!ということ。
「作る」力をつけさせるために/彼が学校に行かないワケ/メロンパンと伝説のおにぎり/もう一度、あの喜びを/先生だって失敗するんだ/めっちゃ楽しい! だけでいい

第四章 「めんどくさい」には意味がある
仲間たちと語らい、弁当の日を振り返る中学生たち。生まれたのは、「めんどくさい」「楽しい」そして、「ありがとう」の声だった。
ばあばのたまご焼き/ガクトくんの鮭弁当/なくなる理由、はじまるきっかけ/やっぱり、めんどくさい!/「めんどくさい」が子どもを変える/祖母から母へ、母から私へ

第五章 子どもが変わった、大人も変わった
弁当の日をもう一度はじめた校長。自信を得た家庭科教師。続いても続かなくてもいい。それぞれの物語が待っている。
「めんどくさい」をあじわいながら/「私、残せていけたと思います」/りくさんのおいなりさん/まぼろしの弁当の日/「オレ、高校へ行きたい」

第六章 巣立つ君たちへ
弁当の日は小中学生だけの取り組み? いや、高校生、大学生だって手遅れじゃない。巣立つ世代の若者たちが自炊の力をつける応用編
「性につまずく子どもたちへ」助産師・内田美智子さんと弁当の日/“進化系”弁当の日 九州大の「自炊塾」/南村くんのオムライスボール/親は親のままだよ/「男の子と女の子、どっちが高く売れる? 柴田真佑さんの奮闘/PTA会長は金髪番長/イリコだしは幸せの香り

第七章 アレンジは自由自在
みそ汁の日、宮崎のみやべん、地元のスーパー。弁当の日はアレンジされて、広がっていく。
レジェンドたちに会いに行ってみる/のぶくんのみそ汁/みそ汁の日 長崎県・広田小学校と福田泰三さん/草の根の市民活動と行政が手を結ぶ 宮崎県「みやべん」の人々/前任者の遺伝子を消したがる/次につなぐための一歩/

第八章 百年後の子どもたちへ
「子育てが楽しい」と、弁当の日を経験した女性は笑った。弁当の日は特別な誰かのためではない。誰もの日常の暮らしにつながること。
「弁当の日」世代の子育て/見守っていた写真/「台所から世の中を変えたい」/旅立ちの朝のみそ汁

おわりに 罪悪感は幸せのスパイス